糖尿病歴が長くなると糖尿病網膜症の進行が怖いのです
みなさんは「いったん糖尿病網膜症を発症するとどれぐらいのスピードで進行してしまうのだろう…」と気になったことはありませんか?
私はこの記事を書いている時点で糖尿病と診断されてから5年4か月、眼科で糖尿病網膜症とそれに伴う黄斑浮腫と診断されてから4年10か月、おそらく糖尿病を発症してから13年ぐらいになります。
糖尿病を発症してから13年ぐらいになるというのは、糖尿病と診断されたときすでに糖尿病腎症を発症していると言われたからです。
糖尿病腎症を発症するのは、糖尿病発症後かなり経ってからと言われています。次男を産んでから糖尿病の検査でギリギリ正常値が出ましたが、おそらくそれからわりとすぐ発症したんでしょう💦
まず↑↑↑をご覧ください。こちらの表は糖尿病網膜症の進行を示したもので、メディマグ.糖尿病様のサイトから引用させていただきました。
この表の中にはありませんが、糖尿病黄斑浮腫(黄斑部のむくみ)は単純網膜症の段階から増殖網膜症の段階まで見られます。
糖尿病網膜症の進行速度には個人差やいろいろな要因も絡むでしょうけど一般的にはどれぐらいの速度で進行するものなのでしょうか。
糖尿病網膜症の進行速度はどれぐらい?
糖尿病を発症してから「単純網膜症」になるまでは5~10年ぐらいかかり、その後「単純網膜症」から2~3年で「増殖前網膜症」になり、さらに1~2年で「増殖網膜症」に至り最悪の場合は失明するそうでゾッとします💦
私は眼科で糖尿病網膜症(単純網膜症)とそれに伴う黄斑浮腫と診断されてから4年10か月経っていますから、増殖網膜症まで進行していてもおかしくないわけですよね。
ちなみにこの4年10か月のあいだ、眼科では眼圧を下げる目薬を出してもらっているだけでレーザーとか手術、注射等の処置は一切行っていません。
食事は、糖尿病専門医の主治医の許可を得てずっと糖質制限をしています。主食や砂糖、イモなどはいっさい食べていないです。
途中、いろいろなサプリメントなどを試してみたり、今もビタミンサプリ類は継続していますが「タンパク質も種類と量によっては食べ過ぎるとインスリンが出すぎる」と知ってあれこれ工夫して食べています。
私はまだ日本人女性の平均寿命の半分ぐらいしか生きていないので、目はこれからもずっと大事に長持ちしてもらわなくては困りますもん💦
血糖コントロールができていれば糖尿病網膜症の進行がゆっくりだったり、最終段階である網膜剥離などの危険なところまでは進行しないで止まることもあるそうです。
しかし40~50歳以下の比較的若い患者は進行が速いのだそうで、網膜症発症時30代だった私なんて本当に危なかったと思いますよ💦
ただ通院しているだけでは進行を止められないことも…?
糖尿病網膜症の初期段階である「単純網膜症」なら血糖コントロールにより軽快することもあると多くの医療サイトに書かれています。
そして糖尿病網膜症では網膜の血流が低下しているので網膜の血流を改善する薬を使うこともあるそうなのですが、同時に目の血管が漏れやすくなっていることも忘れてはいけませんよね💦
目の血管が漏れやすい状態のままで血流だけを良くしたら、場合によってはかえって黄斑浮腫が悪化したりしないのだろうか…とふと思ってみたり。同時に目の血管の漏れやすさを改善する方法を考えたいですね!
健康な方はそうではないのに、なぜ糖尿病患者の目の血管が漏れやすくなっているのかと考えてみてください。きっとそこに食生活の改善のためのヒントが隠されていますよ♪私も自分なりに調べて分かったことを少しまとめてみました。