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糖尿病網膜症に負けない!

2型糖尿病で糖尿病網膜症のある女性患者のブログです。

糖尿病網膜症の治療にビタミンEが処方される!

 

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糖尿病網膜症治療のためのビタミンE製剤

 

 

糖尿病網膜症の治療にビタミンE製剤が使用されている

世の中にはどうもビタミンサプリメントがお好きではない方もいらっしゃるようで「そんなものに頼らなくてもバランスよく食事をしていればいいでしょう?」とおっしゃいます。

しかし場合によっては、通常の食事から摂取するのはどうしても無理という場合もあります。

糖尿病網膜症の治療薬として「ビタミンE製剤」が処方されているということをご存じでしたか?

 

ameblo.jp

 

たとえばビタミンE製剤の「ユベラ」は糖尿病網膜症の飲み薬として最も処方されているのだそうです。

ユベラはトコフェロール酢酸エステルで、摂取方法は50〜100mgを1日2〜3回経口投与するとのことです。 

なお、トコフェロール酢酸エステル(酢酸dl-α-トコフェロール)は天然ビタミンEとしてのα―トコフェロールを酢酸エステル化して得られる合成ビタミンEです。α‐トコフェロール1mgは天然型の1.49 IU、合成型の2.22 IUに相当するそうです。

 

 治療には合成ビタミンEが使用されている

ビタミンEと言っても実は8種類(α、β、γ、δ、4種類のトコフェロールと4種類のトコトリエノール)に分けられ、その働きは微妙に異なるようです。

 天然のビタミンEのほうが合成のそれに比べて効力が高く、天然型ビタミンEの100 IUは、合成型ビタミンEの150 IUに相当するのだそう。

 そしてユベラのような合成ビタミンEはα-トコフェロール1種類「だけ」を合成しており、抗酸化作用では他のトコフェロールに劣ります。

 

 

 

 

ユベラの効果として糖尿病網膜症と関係がありそうなのは『末梢の血行を促す』『血管壁の透過性や血管抵抗性を改善する』あたりでしょうか。

糖尿病網膜症に対して50~100㎎の合成ビタミンEを1日2~3回飲ませるということですが、これをIUに換算すると111~222IUを1日に2~3回飲むということになりますね。

しかし…私は5年半前に糖尿病網膜症と診断されましたけど、ユベラなんか処方されたことは1度もありませんでしたけど…

 

ビタミンEの過剰摂取の心配は?

ビタミンEは脂溶性ビタミンですが、体内に蓄積しにくいため過剰症になることはあまりないと言われています。

しかし骨粗しょう症のリスクを高めるかもしれないということ、血が止まりにくくなる可能性があると言うことでこれらのリスクが高い方は気を付けたほうがいいかもしれませんね。

30~49歳の男性は900㎎、女性は700㎎が1日に摂取してよいビタミンE(αトコフェロール)の上限量として設定されております。

 

 

 

900㎎というのは合成ビタミンEなら1998IU、天然ビタミンEなら1341IUに相当する量です。ご参考までに。

市販のビタミンEは400IU入っているものが多いのですが、体調を見ながら最初はこれを1カプセル飲んでみてはいかがでしょうか?

 

ナッツなどにもビタミンEは含まれているけれど、治療用としては量が少なすぎるんだよな。

そうね。サプリメントを試してみるといいわ!不安な方は医師に確認してからにしましょう。

 

 

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