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糖尿病網膜症に負けない!

2型糖尿病で糖尿病網膜症のある女性患者のブログです。

山口康三医師の『緑内障・白内障は朝食抜きでよくなる』

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朝食抜きで目が良くなるってホント!?

少し前に左目の具合が良くなくて「なんとか自分でできることは無いかな💦」と焦りまくっていた時、ネットで山口康三医師の『緑内障・白内障は朝食抜きでよくなる』という本を見つけました。

いつもならこのテの本は「なんとなくインチキくさいなぁ」と思って読みもしないんですけど、著者の山口先生は真面目で実績のあるお医者さんのようだったので試しに購入してみました。

本のタイトルには緑内障、白内障とあります。私は今のところどちらもまだありませんが、眼圧が高いので緑内障が心配です…目薬で眼圧を下げています💦

サブタイトルの「黄斑変性症・糖尿病網膜症・眼底出血にも効いた!」というフレーズに大いに期待しつつ、ポチっと。    

    「えっ、朝食抜き!?」と思われるかもしれませんが、本に書かれていたことはとても納得のいく内容でした。

私は血糖コントロールのため糖尿病専門医の許可を得て糖質制限をしているのですが、糖質制限の第一人者の江部康二医師も朝食抜きの1日2食だそうです。夕食のみ1日1食の医師も何人もおられます。

私はさすがに1日1食は無理なので朝食抜きの1日2食で行こうと思います…朝はどんなに気を付けても食後血糖値がかなり上がりやすいので、朝食を抜いて空腹時間を長く作るのは良いことだと思いました。

   

目のためになぜ朝食を抜くの?

本の内容をあまり詳しく書いちゃうと怒られそうですが、ごく簡単にさらっと紹介させていただきますね♪

小食にすると、体の修復を促すホルモンの分泌が高まるんだそうです。そして余分な出血や異常なタンパク質を自ら消費するオートファジーという仕組みも働くようになります。

体を維持するためにはタンパク質をはじめとする色々な栄養が足りている必要があると思いますが、その反面、糖尿病患者の私は朝にタンパク質をしっかり食べると高血糖になるのが悩みでした。

糖尿病患者の場合、タンパク質でもかなり大量にインスリンが分泌されるそうですね…このことが高インスリンによる糖尿病合併症悪化の一因になっているかもしれないということ、これは大いに気になります💦

   

   

1日の中でムダにインスリンが大量に分泌されている時間をなるべく短くして、体にとって必要な栄養は昼食と夕食の2回でしっかり摂取しようというのはベストチョイスかもしれないと思いました。

それからこの本には、なるべく歩こう(1日13000歩以上!)ということが書かれています。確かに、定期的な有酸素運動によって眼圧が低下したというデータがあります。

もともと日本人も江戸時代ぐらいまでは1日2食が普通だったそうなので、ロクに運動もしないのに1日3食+おやつまで食べていれば食べ過ぎかもしれませんね!しかも栄養価の高いものならともかく、お菓子やジュースでは💦

 

ただ眼科へ通うだけじゃなく自分でも努力します!

私が通う眼科の主治医は基本的に「糖尿病は目に良くないけど基本的に食事内容は目にはあまり関係ない」と思っていそうな先生なので主治医には何も言いません💦

でもね、眼科に通うことは大事なんですけど、本当にそれだけで十分なのかと言えば…十分ではないと思うんです。自分でも出来る事があるならやってみないと。

この本は医師が書かれただけあって、内容は科学的根拠と多数の実績に基づいています。自分の生活に取り入れることができそうなことからやってみてはいかがでしょう?

運動ならなんでもいいと思って、すでに糖尿病網膜症がある方がハードな筋トレなどを急に始めるとたいへん危険な場合があります。ウォーキングは無理のない良い運動ですよ♪

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