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糖尿病網膜症に負けない!

2型糖尿病で糖尿病網膜症のある女性患者のブログです。

2型糖尿病の私の糖尿病網膜症の体験談

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妊娠糖尿病からいつの間にか2型糖尿病へ…

私は2度の妊娠糖尿病からいつの間にか2型糖尿病に移行してしまい、発見が遅れたために何年も血糖コントロールができずにほったらかしてしまったために糖尿病の3大合併症をすべて発症してしまいました。

今の妊婦さんたちは出産後も内科で検査をするようにちゃんとフォローがなされているようですが、私の時はギリギリ正常値が出てしまったために「今後はカロリーに気を付けて運動もしてくださいね」と言われただけ。

私はもともとスポーツクラブでインストラクターをしていたほど運動は好きだったので、産後も息子たちを実家の母に預けてささっとジムに行って筋トレをしたりしていました。

そして久しぶりにジムでパートを始めた頃にはすでに夜間頻尿やのどの渇きが出ていましたが「こんなに運動して食事も玄米食なのに糖尿病になるわけがないじゃないか」と自分に言い聞かせてしまって?

血糖値500

ある冬の日、夫と息子たちの風邪(またはインフルエンザかも…全員39度超えの高熱が出たので)がうつって寝込んでしまった私。

風邪だから肉などは良くないと思い、うどんやみかん、ヤクルトなどお腹に優しそうな糖質ばかりを少量ずつ…ところが、体調はどんどん悪化していきました。

数日間で4キロも体重が減り、さすがにおかしいと思っていたところ、激しい嘔吐と呼吸まで苦しくなってきて救急外来に行ったところ、その場で入院することになりました?

もともと2型糖尿病を発症していて気づかなかったところに、重い風邪がきっかけで糖尿病性ケトアシドーシスという危険な状態になったらしいのです。

   

入院して糖尿病治療を開始したら糖尿病網膜症になった!?

16日間入院しているあいだに糖尿病合併症の検査が行われました。すでに糖尿病腎症があり、脂肪肝(内臓脂肪量はそれほど多くないのに肝臓に集中して脂肪がたまっていた)と糖尿病神経障害も。

真っ先に受けたのは糖尿病網膜症の検査でしたが、その時は「異常はないので次は1年後でいいです」と言われて安心したのをはっきりと覚えています。

その時は視力検査、眼圧の検査、眼底検査を行いました。網膜のむくみを調べる検査はなかったです。医師はベテランの女医さんでした。

   

   

でも糖尿病内科の主治医は「えっ眼科の先生に1年後でいいと言われたの?ボクは半年ごとに検査したほうがいいと思うな、目が見えなくなったら大変だから…」とおっしゃったんですよね。

私の糖尿病の数値があまりにも悪かった(HbA1c15!)から主治医は心配なさったんだと思います。退院して間もなく、左目の見え方に違和感を感じました。

気づかなかった可能性もゼロではありませんが、入院する前はそのような見え方はなかったと思います。病院の眼科の検査でも異常なしでしたし。つまり治療開始後にそうなったというわけ?

 

辛いこともありますが頑張りましょう!

16日間の入院中は、病院のカロリー制限食を食べて1日4回インスリン注射を打っていました。間食はブラックコーヒーですらまったくせず、麦茶のみでした。

ところが、退院すると左目の視野が白っぽく3か所ほど抜けていることに気づきました。つまり、そこだけピンポイントで見えなかったのです。

不安になりましたが数日後にはまた見えるようになったのでそのままになり、ふと主治医の言葉を思い出して半年後に眼科に行ってみると糖尿病網膜症と黄斑浮腫が見つかったのです?

糖尿病でかなり血糖値が高くても目に異常がなく、治療を開始したとたんに網膜症になる方は時々いらっしゃるそうです。なんだか悔しいですよね。。

 

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↑↑↑その後の眼科受診の記録は別ブログのこのカテゴリにまとめてありますので、興味のある方はどうぞお読みください。

いったん治ったり、またぶり返したり。なかなかスッキリと「治りましたよ」というわけにはいかないですね。まぁ現代の医学では糖尿病網膜症は「完治」ではなく良くて「寛解」だそうですけど?

いろいろ悩みも多い糖尿病網膜症との付き合いですが、同じ悩みを抱えながら前向きに頑張っている方はとても多いので皆で一緒に頑張りましょうね!

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